S.H.Figuarts
鈴乃木凜 & GSX400S KATANA(ばくおん!!)
「S.H.Figuarts 鈴乃木凜 & GSX400S KATANA」を購入!
S.H.Figuartsを買うのは「高坂穂乃果」以来です。
「S.H.Figuarts 鈴乃木凜 & SUZUKI GSX400S KATANA」
発売元:バンダイ
価格:12,960円(税込)
箱サイズ:縦9cm 横21cm 高さ16cm
発売日:2016年08月26日
アニメ『ばくおん!!』でお馴染みの鈴乃木凜と、彼女の愛車のKATANAがセットになっています。箱は思いのほかコンパクト。表側からキャラクター、裏側からバイクが確認できます。
小窓から見えるKATANAのフロント周り。期待が高まります。
ちなみに昨年11月にAmazonタイムセールで、5,110円(税込)の激安価格で購入。
取り出しました。
うおおおおーっ!テンションは一気にレッドゾーンへ!
うまくまとめられたブリスター。
<セット内容>
・フィギュア本体 1体
・GSX400S KATANA本体 1台
・交換用表情 3個
・交換用手首 左右各3個
・ヘルメット 1個
・ヘルメット用前髪 1個
・ヘルメット用後髪 1個
・後輪台座(バイク用) 1個
・魂ステージ接続ジョイント 1個
・取扱説明書 1枚
缶コーヒーとの高さ比較
フィギュア身長130mm。
正面と背面
凜ちゃんはレーシングスーツ姿で教習所に通った変わり者。
なお、適性検査では5項目に引っかかった。運転不適合者か!?
左右側面
身長157cm。スリーサイズB91 W56 H81。
免許は普通だが胸は大型二輪。
SUZUKI GSX400S KATANAを見てみます。
フロントとリア
外国人デザイナーが「刀」のイメージでデザインし、1981年にデビューして人気を博したバイク「SUZUKI GSX1100S KATANA」。
これを400ccモデルとして忠実に再現したのが「GSX400S KATANA」。
<実車概要>
メーカー:スズキ
エンジン:399cc 水冷DOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:53ps/10500rpm
最大トルク:3.8kg・m/9500rpm
乾燥重量:182kg
車両本体価格:659,000円(税抜)
製造期間:1992年~1999年
左側面
パパのおさがりのバイク。凜ちゃんはずっと新車で購入したものだと思っていたが、後にニコイチモータースから中古で購入したことと、水没車だったことが判明。
右側面
凜ちゃんのカタナにはホットプラズマ(電圧安定装置)やガンスパーク(点火強化装置)といったオカルトチューニングが施されている。
斜め前方
細部までリアルに作り込まれています。ハンドル周りは繊細な作りで取扱要注意。左右レバーは折れる危険性あり!
斜め後方
リアサスも動きます。
凜ちゃんのカタナのナンバーは「0-81」なんですが、こちらのプレートは無地です。バイク目的購入者への配慮だろうか?
う~ん、凜ちゃんの言うとおりカッコイイ。だんだんカタナに乗りたくなってきた!・・・はっ!私も鈴菌(スズキン)に感染してしまったか!? Σ(;゜m゜)
凜 & KATANA
「私は信じてる!!! このカタナ400の力を!!!」
「私が選んだバイクは、私が選んだメーカーは・・・ 最高なんだと!!!」
カタナにまたがる凜ちゃんの勇姿を立体で鑑賞できる幸福感ハンパねっす!
調子に乗って、ついでに手持ちの青島文化教材社の「SUZUKI GSX-R1000 1/12スケール」(完成品)にも乗ってもらいました。
おぉ、いいですねー。やっぱり、凜ちゃんにはスズキのバイクが似合うぜ!
それでは、凛ちゃんの表情に移ります。
正視笑顔
こんな可愛い顔していますが、重度の鈴菌感染者です。
流し目笑顔
「わたしのバイクはね、日本・・・いえ世界一。バイクの歴史の中で最もカッコイイバイクよ!!!」
怒り顔
「数値にでないフィーリングとかあるでしょーが!!!」
涙目怒り顔
「道路にキタキツネが出てきたら!! 躊躇なく轢けェ!!」
「酷すぎますわ~!!! ワルってのは仲間と動物だけには優しいものですのに~!!!」
次は付属品です。
ヘルメット
「Arai」のマークがついていませんね。権利関係でしょうか。
ヘルメット用前髪パーツ
ヘルメット用後髪パーツ
交換用手首 左右各3種
後輪台座(左)と魂ステージ接続ジョイント(右)
「後輪台座」によりしっかり直立させることが可能。地味に便利。
「魂ステージ接続ジョイント」は赤丸部分に取り付けます。
このジョイントは「魂ステージ」(別売り)というスタンドを取り付けるためのパーツなんですが、、
私は魂ステージを持っていないので、手持ちの『S.H.Figuarts 高坂穂乃果』の台座と支柱を利用してみました。
このジョイントのお陰で、アクション表現の幅が広がりますね。
さて、ヘルメットを装着させてみましょう。
まずは凜ちゃんの頭部を取り外してデュラハン状態に。
取扱いは慎重に。
次にヘルメットを分解します。
左からシールド、ヘルメット前部、同後部。
ヘルメット前部パーツの裏側にヘルメット用前髪パーツを取り付けます。
ヘルメット後部にはヘルメット用後髪パーツを差し込む穴があります。
こんな感じで取り付けるわけですが、首にヘルメット後部を付けてからヘルメット用後髪パーツを差し込む方が組み立てが捗ります。
表情パーツを付けて・・・今度はロボコップ状態。
最後にヘルメット前部とシールドを付けたら完成。
それでは、アニメシーンを振り返ります。
第3話のシーンをおおよそ再現。
「カタナカタナカタナ~ カタナに乗ってると~♪ あたまあたまあたま~ あたまがおかしくなるぅ~♪」
ヘルメット内にマイクが付いてることを知らず、無邪気に歌う凜ちゃん。
先行しているモジャ達にまる聞こえ状態。
「あっ! モジャのバイクはっけーん!!」
「くふふぅ、わたしが追いかけてるとも知らないで、バ~カ♡」
「モジャのセローに向けてミサイル発射ーっ!」
「ピキューン ピキューン ズドドドド~ン セロー撃破~!!」
パッシングスイッチをトリガーにみたてるアホな凜ちゃん(笑)
でも、そこがまたカワイイところ。
「このままじゃ笑い死にさせらちまう。みんな凜の通信範囲から逃げろーっ!」
次はアニメ第1話のバイク屋でのシーン。
「あんた達みたいなセンスの無い人達とは、一緒になんていられない!!!」
みんなにスズキを否定されて、バイク屋から飛び出す凜。
恩紗(・・・こいつはスズキのバイクなら、どんなバイクでも無条件で受け入れてしまうスズキ信者・・・)
羽音「凜ちゃん行っちゃったよ!?」
恩紗「あぁ。でも、あんな鈴乃木もバイクを愛するライダーさ」
「ジョン・F・ケネディの言葉を借りよう」
「我らが日本はバイクの輸出によって世界の人々に自由と平等を与えてきた。・・・にもかかわらず・・・『この世のライダーは自らの魂の元に自由。ただし、スズキ乗りは例外』、『この世のバイクに差別はなく神の元に平等。ただし、スズキ車は除く』、などと言えるだろうか!!!」
わーパチパチ(羽音、来夢先輩拍手)
「わたし凜ちゃんと話してくる!」
凜を追いかける羽音。
羽音「凜ちゃーん!」
羽音「あのね凜ちゃん、恩紗ちゃんが言ってたんだけどね、え~と・・・とにかくスズキ以外なら、すべてのオートバイは自由で平等だって!!」
おいおい!伝達内容間違ってるよ!(´ω`;)
羽音「凜ちゃんはどこのオートバイ?」
凜「・・・・・・」 (しばし沈黙)
凜「ありがとう教えてくれて。羽音、私達は友達よ」
羽音「うん!」
凜「でも・・・」
「あンのモジャ公!!! あいつは殺す!!」
最後は鬼気迫るシーン(アニメ第2話)でお別れです。
凜「このカタナが最初に吸う血は・・・モジャ・・・!! お前の血だ!!」
※なお、製品本体のヘッドライトは光りません。
<感想>
★造形
はち切れんばかりのグラマラスなボディーとレーシングスーツの組み合わせがインパクト大です。各種表情はクセのあるキャラの特徴をよく捉えていて納得。カタナは思いのほか満足のいくクオリティ。例えばエンジンのフィン部分などに丁寧な作り込みがうかがえます。キャラクターだけではなく、バイクも含めたトータルで満足できる造形です。
★塗装
figmaレベルのハイクオリティな塗装は期待していませんでしたが(失礼!)、やはり、凜本体にはみ出し等の塗りの甘いところがありました。カタナは特に問題なく綺麗な塗装。
★可動
これはバイクにまたがることを前提としているフィギュアなので、当然ですが関節の可動域が非常に広く、ライディングポーズ以外にも多様なアクションポーズが可能となっています。カタナの方は、タイヤ、ハンドル、リアサスが可動。また、サイドスタンドが出し入れ可能で、後輪台座を使用せずとも自立できます。
作中では個性豊かなキャラクター達の中で、ひときわ存在感を放つ鈴乃木凜。そんな凛ちゃんをカタナに乗せたり降ろしたりと、想い出のシーンを振り返りながら、ひとしきり遊んだ後は机の上に飾り、しばらく眺めて余韻に浸る…改めて「ばくおん!!」という作品の面白さを実感し、良い意味でそのぶっ飛んだ世界観を味わいながら、最高の時間を過ごすことが出来て大変満足しました!
さて、このレビュー中にチラチラと登場しておりますが、『佐倉羽音』もすでに購入済みなのです。こちらのレビューもお届けしたいところですが、なにせ貧乏暇無しなもので、実現できるかはどうかは不透明でございます。あしからず。m( _ _ )m
以上、「S.H.Figuarts 鈴乃木凜 & SUZUKI GSX400S KATANA」レビューでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(2017.02.04)